時間給の付与について
現在、会社の方で有給休暇の時間給での付与を考えています。
ざっと調べた限り、そんなに会社としてのデメリットは無さそうなのですが、なにか見落としていないか不安です。
もしよければ、実際に導入してのメリットとデメリットを教えていただけると嬉しいです。
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大宮亮一様
こんにちは。クラウド勤怠・給与のオンライン導入支援 株式会社TECO Designです。
ご質問ありがとうございます!
有給休暇の時間単位の付与をご検討されていらっしゃるのですね。メリットは、1日休むほどではない場合、1日や半日単位では取得しづらい場合も時間単位で取得できるようにすることで、有休取得率の向上につながり、社員自身もワークライフバランスを図ることができます。
会社にも社員にもメリットのある制度かと思います。デメリットとして考えられるのは、1日単位での有休取得が減り、本来の有休の趣旨である、「まとまった日数の休暇を付与し休養を与えること」という目的がおろそかになることでしょうか。
それを防止するためにも、時間単位の有休使用は、年間で5日の範囲内と定められています。上記以外にもいくつか注意点があります。
◆時間単位の有給休暇付与には、労使協定の締結が必要です。
◆1日分の有休に対応する時間数を決定する際、時間に満たない端数は時間単位に切り上げます。(分単位の取得はできません)
◆労働者に対し、使用者が時間単位の取得を強制することはできません。
◆対象となる労働者の範囲を定めることはできますが、取得目的によって対象範囲を定めることはできません。
詳細はこちらをご参照ください。デメリットをもう1点あえて挙げるとすれば、このような注意点の多い制度ですので、有給休暇の管理方法が煩雑になることが考えられます。
ご使用されている給与システムは、時間有休使用に対応していらっしゃるでしょうか。未対応でしたら、ぜひ、クラウドシステムの導入をお勧めいたします。以上、ご参考になりましたら幸いです。マネーフォワードクラウド給与の新機能なども随時紹介しております。ぜひご覧ください!
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