GビズIDと電子申請
GビズIDを使ってみてわかったのは、GビズIDは会社の代表者印を証明してくれるということ。(ざっくり過ぎか)
電子申請書類には、郵送していた時の書類に必要だったハンコがいらない。
だから、ハンコの代わりになる証明が必要になる。
GビズIDにはプライムとメンバー、エントリーの3種があるが、プライムを取得しないと実際の電子申請の役には立たない。プライムは代表者の印鑑証明と法人番号を紐づけてくれる。
ここでさらにGビズIDプライムのアカウントにログインして法人の代表者の情報を登録することで、その法人の、電子的な証明(ハンコ付き)を担ってくれている。
私はGビズID「メンバー」のアカウントで電子申請作業をしているが、これはプライムアカウントにログインしてから作成することができる、従業員用のアカウント。
プライムアカウント(要はハンコの主な管理者ですな)のヌシが許可した申請書類(どれを許可するか、プライムのヌシは選ぶことができるようになっている)のみ、という制限付きではあるが各機関に提出ができるようになる。このアカウントがあると紙書類の時のように、わざわざハンコくださいと書類を持っていく必要がなくなるので、気楽である。
どっちのアカウントも2段階認証。2段階目はSMS認証なので、アカウント作成時にSMSが受け取れる電話番号を登録する必要がある。
ただ、ちゃんとアカウントを持っているのに、ある手続きを忘れると健康保険や年金の電子申請を受け取ってもらえない場合がある。
健康保険・厚生年金の手続きに関しては、事前に「事業所関係変更(訂正)届」の「事業主代理人の変更」欄に自分の氏名と住所を書いて、ハンコをもらって協会けんぽに郵送しておかなければならないのだ。
代理人は一人指定できて、そこそこ大きい会社は人事部長とか総務部長とかがなるらしい。中小零細企業はやれる人がやるしかないので…。
恥ずかしながら。これに気付かず、申請したもののエラーでデータが返ってきて、エラー番号対応表で原因を調べて手こずった経験が(要約すると権限持ってない奴から受け取れないってよ)。結局その時は仕方ないのでプライムIDからログインして申請したけれども。
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